実家が空き家になったらやるべきこと5選|売却・解体をスムーズに進めるために

実家が空き家になったら

親が施設に入った、亡くなった、あるいは遠方への引っ越しで、実家が空き家になってしまった。
そんな状況に直面したとき、「とりあえずこのままで…」と何もせずに放置していませんか?

空き家を放置すると固定資産税の増額や近隣トラブルなど、思わぬリスクがあるんです。
この記事では、40〜50代の皆さんに向けて、実家が空き家になったときに早めにやっておくべき5つのことを紹介します。 将来的に売却や解体工事を視野に入れている方にもおすすめです。

実家が空き家になったらやるべきこと5選

実家が空き家になったら以下のことを進めていきましょう

・空き家の現状把握をする

・所有者や相続状況を明確にしておく

・家の中を片付ける

・今後の方向性を決める

・空き家管理・防犯対策をしておく

空き家の現状把握をする

まずは、建物の状態と敷地をチェックするなど空き家の現状を把握しておきましょう。

放置された空き家は、劣化が進みやすく、売却や解体の際に余計な費用がかかる原因になります。

・雨漏りやカビ、シロアリ被害はないか?
・草木が伸びて近隣に迷惑をかけていないか?
・ゴミや不法投棄がされていないか?

など、できれば写真を撮って記録を残し、簡単なメンテナンス(通風・草刈り)もしておきましょう。 将来の査定や解体の見積もりに役立ちます。

所有者や相続状況を明確にしておく

空き家が親名義のままだと、売却や解体ができない場合があります。
特に相続が発生している場合は、相続登記(名義変更)が必要です。

焦らずに以下の内容を確認しておくと良いでしょう。

チェックポイント

・不動産登記簿の確認
・相続人の人数・連絡先の整理
・遺産分割協議の有無 など

2024年から相続登記は義務化され、放置すると過料(罰金)対象になることもあります。早めに確認しておくと良いでしょう。

家の中を片付ける

意外と後回しにされがちなのが、家の中の片付けですが売却・解体工事の前には必ず必要なステップになります。物量を減らす片付けも大切ですが、残された重要な書類などもこのタイミングで見つけておくと良いでしょう。

・使えるもの/処分するものの仕分け
・重要書類・貴重品の発見
・遺品の整理・供養の検討 など

空き家の中がそのままだと、査定価格が下がる・解体費が上がるなどの不利になることもあります。
忙しい方や遠方にお住まいの場合は、片付け専門業者の活用もおすすめです。

今後の方向性を決める

空き家をどうするかによって、その後の手続きが大きく変わってきます。

よくある活用方法としては以下のようなないようになります。

・売却する(更地 or 建物付き)
・解体して土地活用する(駐車場、貸地など)
・リフォームして貸す/二世帯住宅にする
「とりあえず解体」はリスクが高いので、専門業者や不動産会社に相談しながら慎重に方向性を検討すると良いでしょう。

空き家管理・防犯対策をしておく

すぐに売却・解体できない場合でも、放置してしまうと害虫や治安の悪化など思わぬトラブルに繋がる可能性があるため、空き家を管理しておく必要があります。

管理の方法としては以下のような内容が考えられます。

・定期的な見回りや通風
・郵便物の整理、清掃
・雑草・防犯対策(外灯、目隠しなど)
長期間放置して「特定空家」に指定されると、税制優遇が受けられなくなるため注意は必要です。自治体によっては空き家の管理補助制度もあるので、チェックしてみましょう。

まとめ

実家が空き家になったら、早めの行動が「後悔しない空き家対策」に繋がります。

こぶつ屋では空き家に残っているものの片付けや買取、解体工事、不動産活用まで一貫して1つの窓口で対応することが可能です。無料でお見積もりや土地の査定も行っておりますので、「とりあえず放置」する前にまずは一度お気軽にご相談ください。

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